西美濃三十三霊場・周辺見どころ その1
池田山とその周辺
池田山とその周辺
池田ふれあい街道(お茶街道)
一番南を起点にすると、最初のスポットは池田温泉ですね。平成8年に開業以来、あまりの盛況に平成15年には宿泊もできる新館をオープンするなど、人気の観光スポットになっています。
ジャグジー浴 |
露天風呂 |
源泉は30.8℃なので少し沸かしています。
ナトリウム炭酸水素塩泉で神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節痛のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進、冷え性などに効能があるといわれています。そのため特にお年寄りに絶大な人気があります。
第8番・善南寺を過ぎて、しばらく北上すると「霞間ヶ谷」があります。ここは何と言っても桜の名所。古くから知られていて、昭和3年には既に国の名勝天然記念物に指定されており、2011年岐阜県の花見スポットランキング第7位になっています。
遠くから見ると、桜の花で山に霞がかかった様に見えるので「霞間ヶ谷」と呼ばれるようになったそうですが、まさに実感しますよ!
どうですか? かすみに見えますよね! |
ここから先は池田山ろくに茶畑が広がり、鮮やかな緑と新鮮な空気に包まれます。
目にも鮮やかな緑ですよね! |
名物「いび茶」は全国ブランドです |
第15番安国寺を通り過ぎて少し行くと、その先に「願成寺古墳群」があります。この古墳群は岐阜県でも最大級の群集墳で、昭和44年に岐阜県の史跡に指定されました。これまで111基もの古墳が確認されています。
さらに茶畑を縫って北に向かうと、9番・弓削禅寺、10番・平安寺に行くことが出来ますが、ここで池田山の上に眼を転じてみましょう。
グライダー発信基地 |
池田山は、これは霞間ヶ渓から、海抜923.9mの池田山頂上まで、付近一帯の103hを占める「池田の森」として登山道・車道が整備されています。頂上に近いパラグライダー&ハンググライダーの発進基地からは、天気と風向きの良い休日には、色とりどりのグライダーの飛び立つ様子が見られます。
自然の残る山ですから、鹿の群れなどの姿を見ることもあります。そして何と言っても景色がすごい。昼の眺望、夜は夜景や星空観賞など、喧騒を離れたい人にはうってつけの場所でしょう。
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