2011年11月1日火曜日

西美濃三十三霊場走り書き

西美濃三十三霊場をご存知ですか?

岐阜県大垣市を中心とする西濃地方一体を巡礼する霊場として江戸時代に開場されたものですが、長く衰退し忘れられていました。
 風光明美な美濃の自然の中に散在する名刹を、西美濃地方への観光客誘導に役立てるため、昭和55年に、大垣商工会議所などが努力して再興されました。今は少しづつではありますが訪れる人も年々増えてきています。

 第一番霊場である横蔵寺から三十三番の美濃国分寺まで33社を巡り、各霊場で参拝者が願を書き入れた護摩木(ごまき)が、毎年5月3日に結願寺である33番札所、美濃国分寺前において法燈でたかれる柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)が盛大に行われます。
5.2-1

すべてを巡った人が味わえる満足感。柴燈大護摩供の後には参拝者も参加できる厄除けの火渡りが行われます。子供達も勇気を出して裸足で火を踏み渡っています。
5.2-2

この行事は単に見るだけでなく、三十三か所を巡ってきてこそ価値があります。次回から1回に一寺を紹介していきます。また、1日に回れるお勧めコースなども研究していきたいと思います。決して観光協会などの回し者ではございませんが・・・、近県の皆さまなら、日帰りでも十分自然と歴史を満喫できるはず。ぜひ西美濃にお出かけ下さいますようお待ち申し上げております。

これが最終・三十三番札所の美濃国分寺です
ここまで紹介していきますのでお楽しみに!

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